6月7日 世界最小独立国家バチカン市国誕生
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本日、6月7日は世界最小の独立国である「バチカン市国」の誕生した日なので、
イタリア好きのリリが(笑)首都ローマにある「バチカン市国」をご紹介したいと思います。
バチカン市国の基礎情報
●イタリアの首都ローマにある世界最大級の教会「サン・ピエトロ大聖堂」という大聖堂を中心とした、カトリック教会(キリスト教の伝統的な教派)の総本山
●世界最小の独立国家
●面積:44ヘクタール(東京ディズニーランドより小さい)
●イタリアからの入国出国は原則的に自由(パスポートチェックなどもありません)
バチカン市国の国民
●法王と法王のもとで働く聖職者と衛兵たちで構成されてます
●バチカン生まれの国民はいません
世界各国から集まったバチカン市国民は、役職を離れればもとの国籍に戻ることになっています(約1000人)
バチカン市国の歴史
「バチカン市国」はイタリア・ローマ北西部の丘の上にあり、
古代ラテン語で「ヴァティカヌスの丘(Mons Vaticanus)」と呼ばれていたことから派生し「バチカン市国」と言われるようになりました。
現在「バチカン市国」のある場所は、古代ローマにおいては郊外にあったため、人は住んでいませんでした。
そこへ、324年ローマ皇帝の「コンスタンティヌス1世」が、イエス・キリストの弟子「聖ペテロ」の墓が建つ丘に「サン・ピエトロ大聖堂」を建立されたことが始まりです。
「コンスタンティヌス1世」は、ローマ皇帝としては初のキリスト教徒ということでしたので、思い入れもあったのではないかと言われています。
8世紀には教皇に土地が与えられ、19世紀まで教皇領と共に栄えたという歴史的な観点があります。
その当時、世界中のカトリック教徒を率いるローマ法王(教皇)は中世のヨーロッパでは各国の国王をもしのぐ大きな権力を持っていましたが、近代になるとその権力も衰え、1870年のイタリアの国家統一がなされた時に、イタリア王国と領土問題で対立し、
法王はバチカンの丘に立てこもりました。
そんななか、1922年イタリアの政権の座についたファシスト、ムッソリーニは法王の権威をイタリア支配のために利用しようとしました。
そこで1929年、イタリアと法王サイドの間で「ラテラノ条約」が締結され、
すべての教皇領を手放す代わりに、ローマ法王の領土として、「バチカン市国」は独立国家となりました。
バチカン市国の観光
①サン・ピエトロ大聖堂
カトリック教会の総本山。
サン・ピエトロは"聖ペトロ"の意で、キリスト教の使徒ペトロ(ペテロ)のイタリア語読みに由来します。
使徒ペトロの墓所を祀る聖堂とされ、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇ります。
イタリア・バロック様式の代表格であるサン・ピエトロ大聖堂と、
美しく伸びる楕円弧の回廊を持つサン・ピエトロ広場は、
17世紀の美術・建築の巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの傑作ともいわれています。
②システィーナ礼拝堂
サン・ピエトロ大聖堂に隣接し、バチカン宮殿内に建てられた礼拝堂です。
ミケランジェロが描いた創世記などの大天井画、有名な最後の審判の壁画があります。
③バチカン美術館
歴代法王による世界最大級の美術館で、現在は法王の住居となっており、その大部分をこの美術館・博物館が占めています。
内部には法王庁や法王の部屋のほか、20もの博物館、美術館、絵画館、図書館があります。中には古代(ギリシャ・ローマ)彫刻、エジプト美術、エトルリア美術、現代キリスト教美術など、様々な時代の価値ある美術作品であふれています。
早足で見ても出口にたどり着くには2~3時間ほどかかり、予約をせずに行くと、ハイシーズンは長蛇の列に並ばされることもあるので、あらかじめ予定がある場合は、事前に予約していきましょう。
バチカン市国への行き方
●電車
ローマ市内、地下鉄A線Battistini行き
Ottaviano-S.Pietro(オッタビアーノ・サンピエトロ)駅下車すぐ
●バス
テルミニ駅から64番 Lgt Sassia/S. Spirito(サッシーア/サン・スピリト)のバス停 下車すぐ
※日本と異なり車内アナウンスはないので注意してください
●路面電車
テルミニ駅から Piazza Risorgimento(リソルジメント広場) 下車すぐ
●空港シャトル
ローマのフィウミチーノ空港から運航している空港シャトルで
Piazza Risorgimento(リソルジメント広場)まで
ローマ観光の際には、ぜひ歴史を感じる「バチカン市国」へも訪問ください✈
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●資格:
総合旅行業務取扱管理者
JAOS認定留学カウンセラー